こんにちは。

AZ plus　スタッフです。
さて、今回はこれから初めて店舗物件を探すという方に向けて、
店舗物件を探す前に確認しておく必要のある４つのポイントについて、
４回に分けてご説明したいと思います！
ケースバイケースの事もございますが、是非参考になさってください。

Point1　事業計画書・スケジュールを作る

店舗物件をを探し始める前にまず取り組んで頂きたいのが、
事業計画書・スケジュールを作る事です。
お店を造り上げる上で、一番大事なポイントだと思います。
具体的には、例えば飲食店の場合の事業計画の内容をまとめてみました。

■事業計画書
①お店の概要
・お店のコンセプト
・メニュー、営業時間等
・お店のイメージ
・代表者の経歴書

②収支計画
・初期費用
・物件取得コスト
・内装費
・設備費
・自己資金／融資予定額等
・オープン後の収支計画

■スケジュール
物件探しから賃貸借契約、工事、オープンまでの準備期間等
収支計画と照らし合わせながら作る事が大切です。
通常、物件の引き渡し日から賃料が発生しますので、
工事期間中や設計期間中等もその分の費用は見ておく必要があります。

写真等を使いながら作るとより具体的でわかりやすいものになります。
物件を探す前に『事業計画書』『スケジュール』を作って頂く事は
たくさんのメリットがあります。

【メリット１】どんなお店を開きたいのかという事が明確になる事
物件探しを始めるにあたってどんなお店を作りたいのかを決めておく事は
とても大事な作業です。
事業計画書を作ってお店のコンセプトをまとめる事で、
どんなお店を造りたいのか、イメージがまとまります。
又、収支計画を作ってシミュレーションしてみることで
必要な面積や払っていける賃料も決まってきます。
どうしても1階で出店したいと思っていたけど、
1階は賃料が高いから2階の物件も候補に入れて探そうとか、
エリアを変えてみようとか、物件を探していく時の指標にもなります。
収支計画を立てると、より具体的なお店のイメージが固まり、
安心して物件探しを進められます。

【メリット２】不動産仲介会社に探したい物件のイメージが伝わる事
例えば、『和食店用の物件をお願いします』とお申し出頂いても、
和食店といってもいろんなお店があります。
どんなお店なのか、どんな物件で探し欲しいのかがイメージできないと、
なかなかご希望にあった物件のご紹介が難しく、
『事業計画書』のご準備まではなくとも、不動産仲介会社の担当者に
物件のイメージをきちんともってもらうようコンセプトを明確にしておく事は
自分に合った物件を紹介してもらう為にも非常に大切です。

【メリット３】オーナー様にお店のイメージが伝わる事
借りたいという物件が出てきた時に、
お申込書の他に『事業計画書』の提出が必要なケースがとても多く、
『事業計画書』によってオーナー様にどんなお店を出したいのか、
きちんと伝える事ができ、審査がスムーズに進む事がとても多いのです。
又、提出が必須でない場合でも提出をすることで『しっかりと準備をしている』
というプラスのイメージを持って頂く事も多くメリットは多いです。
何社もお申し込みが入る物件で事業計画書を作っている間に
他に決まってしまった。。。。なんて事もあります。
物件を本格的に探し始める前に作っておく事がとても大事です。

『事業計画書』と『スケジュール』はお店を作る上で非常に大事な作業です。
ここがきちんとできていないとなかなかうまく進みません。
不動産仲介会社の担当としてもショップのコンセプトと事業計画がきちんと明確になっていると

物件もご紹介しやすいですし、すぐにはなくても、新しい空き物件が出てきたときに、
「この物件、あのお客さんのイメージに近いかも！」とすぐに御紹介できます。
逆に曖昧すぎると、どの物件を紹介したらいいのか物件も多すぎて迷ってしまうという事もよくあります。

コンセプトと事業計画はしっかり固めておく事がオススメです。
少し大変ではありますが、必ず最初に着手してくださいね！

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