店舗物件を探す際の事前準備【電気容量の確認】

Category:店舗物件を探す際の事前準備 , 出店準備・物件探しポイント

 

AZplusスタッフです。

今回は店舗物件をお探しの方向けのお役立ち情報を配信します。
テーマは【電気容量の確認】についてです。

店舗やオフィスの賃貸募集(リーシング)を行っていると
店舗物件をお探しのお客様から【電気容量】についてご質問いただく事がよくあります。

飲食店舗や美容室、各種サロンなどによって必要となる電気容量は異なり、
またイメージされる内装や規模によっても変わってきます。

物件側としては現状の電気容量をお伝えすることはできますが
ご検討されている業態がどのくらいの電気容量が必要かは判断ができません。
そのため検討されているお客様が依頼される工事会社さんなどに事前に確認していただくことが大切です。

物件をお探しの前に必要となる電気容量が分かっていれば、
物件を内見する前に管理会社さんなどに事前に伝え、
必要な容量があるのか?ないのか?が判断できます。

ただ最終的な確認が必要となるため事前に足りると聞いていたのに
実際に工事会社さんに調べてもらったら容量が足りなかったっというケースも少なくありません。

電気容量が足りずに増やしたいなとなったとしても、増やせないケースは意外と多くございます。
前面道路が私道で電気が増やせないケース、キュービクルの容量がすでに足りないケースなど様々です。
ガスや水道もそうですが店舗を貸し出す場合、
契約の前にお客様の内装工事会社に現地確認をしていただくことが大切です。

店舗物件をお探しの方は是非【電気容量】のご確認をお忘れなく。

ビルオーナー様へ
キュービクルを設置しているビルでも
必要な電気容量が足りずに他フロアの使用していない電気を移動させる
といったケースも多くございますが、この時も注意が必要です。
(キュービクル:高い電圧を施設で使える電圧に変換する機械を収めた設備のこと)

電気を一部に増やし過ぎてしまったために電気容量が少ない貸室が出てしまい
現状は入居テナントがあまり電気を使用しないテナントで問題がなくても
将来入居テナントが入れ替わる際に電気容量が少なすぎて募集できる業種が限られてしまい、
なかなかテナントが決まらない等といったケースがあるからです。
電気の割り振りも将来の募集を見据えて行わないと先々の募集に営業がある可能性がございます。

設備のことは分からないと困っているというビルオーナー様、
弊社は建物設計から管理まで幅広く承っております。

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